株式会社大覚からのお知らせ

「大津京ステーションプレイス」に関するお知らせ

平成23年10月18日


 大津京ステーションプレイスの区分所有者様におかれましては、重ね重ねご心配をお掛けし、誠に申しわけございません。

 大津京ステーションプレイスにつきまして、これまでも8回にわたり弊社ホームページ上にて、2010年9月30日付の権威ある第三者機関作成の建物状況調査報告書で建築基準法違反と指摘されている各項目について、


  第1回 平成23年4月 7日付  構造の安全性の欠落
  第2回 平成23年4月21日付  排水の安全性の欠落
  第3回 平成23年5月 2日付  生活に密接する設備面での安全性の欠落
  第4回 平成23年5月12日付  生活に密接する設備面での安全性の欠落2
  第5回 平成23年6月 3日付  1年半経過した瑕疵現場の定期調査報告
  第6回 平成23年8月 9日付  南海辰村建設㈱が訴訟してきた経過経緯
  第7回 平成23年8月25日付  杭工事の仕様が要望していた内容と異なっていた
  第8回 平成23年9月13日付 「㈱大覚と南海辰村建設㈱の契約内容の相違」「壁の補強筋不足」


についてご報告して参りました。

 弊社は、第1回報告でも述べているとおり、南海辰村建設㈱HP上のIR情報において『瑕疵など存在しない』との記述がある限り、一般顧客等に対する不当行為が続くこととなり、弊社は今後も事実に基づき、皆様にご報告して参ります。

 今回は、「大津京ステーションプレイス1年点検」「南海辰村建設㈱IR情報」の虚偽記載 」についてご報告致します。

 なお、ご希望の方には当該マンションの瑕疵現場を実際に見て頂く事も可能です。
お電話にてご連絡いただきましたら、担当の者より追って日時を指定させていただき、ご案内させていただきます。


以 上




「大津京ステーションプレイス」1年点検


 「大津京ステーションプレイス」の竣工後1年点検において、南海辰村建設㈱は、契約上義務付けられている検査を係争中を理由に正しく行いませんでした。
 以下は、弊社と南海辰村建設㈱のやり取りをまとめたものです。



平成22年11月16日   大覚より、南海辰村建設㈱・金城統括所長宛てに、FAXにて1年点検の実施を依頼する。



平成22年11月24日   返答が無かったため、再度FAXにて1年点検の実施を依頼する。



平成22年12月1日
  南海辰村建設㈱より、FAXにて弊社代理人宛てに返答が送られる。
その内容は一方的で、契約に準じた検査と言えるものではなかった。



 ・・・・   大覚関係者であろうとも、居住者である限り検査は行わなければならない。

 ・・・・   大覚が現場に立ち入ってはならない理由はなく、売主である弊社がお客様の声を聞けない状況は理解し難い。

 ・・・・   裁判を理由に、検査を独断で中止する事は有り得ない。

今現在、20件(約6億)は契約解除に応じ返金いたしました。





平成22年12月22日   南海辰村建設㈱より、以下の文面が居住者全戸に、弊社の了解なしに配布された。
その内容は多くの矛盾を含んでおり、また事実無根の記述が多数あり、居住者に誤解を与えるものであった。
オレンジ部より、正しい情報や矛盾点を指摘したページに移動します)


平成22年12月22日

大津京ステーションプレイス
住民の皆さまへ

南海辰村建設株式会社


拝啓
師走の候、皆さまにおかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

 当社、南海辰村建設株式会社は、大津京ステーションプレイスを施工させていただいた総合建設会社でございます。今般、インターネットに書き込み等があった建物の経緯についてご報告させて頂きます。

 当社といたしましては、施工に際し事業主・株式会社大覚様が選任された(※①)設計事務所 株式会社HIROプランニング様の工事監理の下で指示・承認を頂くとともに事業主側の管理者にも報告し、確認を頂き工事を進めてまいりました。また諸官庁の建物完了検査済証も問題なく全て取得完了致しました。(※②)また、平成21年10月には事業主検査およびマンション購入者様の内覧会を行い工事の手直しを完了させました。

 以上のように、マンション工事のルールに基づいて工事を完了させ、事業主・株式会社大覚様への引き渡し日(平成21年11月13日)を迎えることとなりました。

 ところが、引き渡し当日になって事業主・株式会社大覚様は当マンションに問題があると主張し、販売済み住戸のみ引き取り、販売できていない住戸は引き取れないと申され、建物に関わる工事代金(約15億6千万円)、オプション工事費、追加工事費の支払いを拒否されました。(※③)

 当社といたしましては、そのような状況下であっても購入者様の方々にご迷惑をおかけしてはいけないと判断し、工事代金等の支払い確約が取れない状態で建物を引き渡し致しました。(※④)その後再三にわたり工事代金等の支払い要求を行いましたが、平成21年12月になってもまったく入金がなかったため、年明けの平成22年1月に支払い請求の訴訟を起こし、現在も係争継続中でございます。

 先般、住民の皆さま方におかれましては、事業主である株式会社大覚様から当マンションが耐震構造上問題があるかのような(※⑤)説明を受けられたと聞いており、たいへんご心配をおかけしているかと存じますが、当社といたしましては先ほど述べましたとおり、法的に何ら問題はないと判断しておりますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 なお、1年点検につきましても(※⑥)、当社で実施させて頂く旨、すでに株式会社大覚様に申し入れておりますので、申し添えます。

敬具


大覚の主張


※①・・・今回の工事以前より、南海辰村建設㈱は株式会社HIROプランニングと組んで多数のマンションを施工していた事実がある。

※②・・・屋根荷重、及びその他多くの箇所において、確認申請書通りに施工されていなかった。

※③・・・両社10名ずつが立会い互いに確認した手直し工事(合計750箇所)が完成していないまま、支払い請求をしてきた。また南海辰村建設㈱は、支払いが確認できた後、手直し工事の相談に乗ると、有り得ない回答であった。

※④・・・入居者住戸のみ手直しをしたが、共用部及び残住居48戸については手直しはされておらず、当社は手直し完了後に支払いすると、十数回に渡り書面にて手直し依頼をしていたが、2回目の検査以降手直しをせず現場を引き上げた。

※⑤・・・耐震構造問題は実在する。これは、権威ある第三者機関の調査や、当HPでこれまで指摘してきた事が全てを物語っており、言い逃れできるものではない。

※⑥・・・前記述にもある通り、南海辰村建設㈱側は1年点検を実施出来るような内容ではなかった。




南海辰村建設㈱IR情報「裁判の提起に関するお知らせ」の虚偽記載


 南海辰村建設㈱は自社HPのIR情報にて、株主に対して「瑕疵はない」「大覚が主張する手直し工事は過剰な要求である」と報告しております。
 しかしながら、これまで当HPにて訴え続けて参りました重大な瑕疵の数々は実在するものであり、決して「過剰な要求」ではなく、非常に深刻な問題である事は事実です。
 南海辰村建設㈱は裁判の場でも瑕疵の有無については認めており、IR情報としてこのような情報を流した事は出資者の方を欺いているに他なりません。


平成23年2月25日

各 位

上場会社名 南海辰村建設株式会社
代表者名 取締役社長 猪﨑光一
  (コード番号 1850 大証第2部)
問合せ先 取締役
常務執行役員
経営管理本部長
片岡健治
  (TEL 06-6644-7802)


訴訟の提起に関するお知らせ


 当社は、平成23年2月15日付(訴状送達日 平成23年2月22日)で、大阪地方裁判所において訴訟の提起を受けましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.訴訟が提起されるに至った経緯
 当社は、株式会社大覚(以下「大覚」という。)より受注した分譲マンション「大津京ステーションプレイス(請負代金額1,953百万円、以下「本物件」という。)」について、工事請負契約書および図面にもとづき施工を進めていましたが、竣工引渡も間近に迫った平成21年8月以降、幾度となく(※①)大覚から設計変更や手直し工事の要求があり、それに応じてきました。このような中、竣工引渡期日が到来したため、当社は本物件(全108戸)を大覚に引渡し(※②)、同社も本物件の表示登記を完了したうえで、そのうち売却済みの59戸を顧客に引渡しました。それにもかかわらず、大覚は、当社に代金を支払わないばかりか、過剰な手直し工事の要求を繰り返すのみでありました。
 当社としては、①大覚が要求する手直し工事に誠意をもって対応してきたこと、②大覚の代理人である設計監理会社(※③)の指示の下、建築確認済の図面にもとづいて施工し(※④)法律上問題ないこと、③役所の竣工検査を経て、正式に建築確認検査済証を受けていることから、本物件について瑕疵は存在しないこと等により、大覚が主張する手直し工事は過剰な要求であると判断し、同社に対して、平成22年1月7日付で請負代金請求訴訟を提起いたしました。訴訟は現在大阪地方裁判所において係属中でありますが、今回は大覚側がこの訴訟に対する反訴として、当社および設計監理会社等を相手取って、同社が主張する物件の瑕疵に対する損害賠償金等を請求してきたものであります。


2.訴訟が提起された裁判所および年月日
 (1) 訴訟が提起された裁判所    大阪地方裁判所
 (2) 訴訟が提起された年月日    平成23年2月15日


3.訴訟を提起した者
 (1) 名称        株式会社大覚
 (2) 所在地       滋賀県大津市皇子が丘二丁目9番12号
 (3) 代表者の氏名  代表取締役 山下 よし子


4.訴訟内容
 本物件に重大な瑕疵が存在するとして、物件建替えのための取壊費用、逸失利益および慰謝料等として総額3,791百万円の支払いを求められたものであります。


5.今後の見通し
 当社といたしましては、本物件には大覚が主張する瑕疵は存在せず(※⑤)、これまで同社が要求してきた手直し工事は極めて過剰なものであり、一般的な取引慣行からは大きくかけ離れ、同社の請求は合理性を欠き極めて不条理であること等、当社の正当性を主張して、適切に訴訟を進めてまいります。
 なお、当該訴訟が当社の業績に与える影響は、現段階ではないものと判断しておりますが、今後開示すべき事項が発生した場合はすみやかにお知らせいたします。

以 上


大覚の主張


※①・・・エントランスの一部変更はあったが、それに対する請求はされている。施主検査にて弊社と南海辰村建設㈱の各10名ずつが立会い、双方確認の上、手直し工事の依頼をした。その事も含め、追加増減の話し合いの場を設けようとしたが、南海辰村建設㈱は全く応じず、ただ請求してくるのみの対応だった。

※②・・・本物件108戸の引渡しは受けていない。残住戸48戸の鍵は南海辰村建設㈱がいまだに留保しており、残住戸及び共用部の手直し工事は着手すらしていない。

※③・・・今回の工事以前より、南海辰村建設㈱は株式会社HIROプランニングと組んで多数のマンションを施工しており、既に深い関連を持っていた。

※④・・・現状の建物において契約図を基に調査したところ、契約図・確認申請図・竣工図の内容がそれぞれ異なってた。建物も契約図通りの施工はされておらず、契約違反である事は明白である。


また、(※⑤)において、「瑕疵は存在せず」と明言しているが、下記写真を含め、弊社は多くの証拠を裁判に提出している。
これに対し南海辰村建設㈱は「不知」と回答を保留している一方、瑕疵は認めている
上記のIR情報と照らし合わせてみると、明らかに出資者を欺く虚偽記載であると思われる。



現在の建物の劣化状況

(画像をクリックすると拡大します)
 
平成23年10月調査では、漏水個所から多量のコンクリート成分が流出し泥のように推積しており、床や溝の排水が機能しなくなっていた。構造体や、立体駐車場装置、建物の耐久性にも悪影響をおよぼし、非常に不衛生である。

過去の建物の瑕疵状況

(画像をクリックすると過去の調査資料HPに移動します)
屋根に余分なコンクリートが増し打ちされ、構造計算の1.8倍の荷重がかかっている。 耐震スリットが正しい位置に入っておらず、全く意味をなしていない。 施工間違いによって構造図にない位置に貫通孔が開けられ、しかも鉄筋を切断している。切られた鉄筋は中で錆びてしまっていた。
 
図面では鉄筋を10本入れる事であったが、数本しか確認できなかった(赤線が鉄筋)。将来、壁にクラックが入る事が予想される。 梁に木が埋まっている。施工時のずさんな管理が明白であり、当然構造体にも悪影響を与えている。  

以 上