株式会社大覚からのお知らせ
「大津京ステーションプレイス」に関するお知らせ
平成23年6月3日
大津京ステーションプレイスの区分所有者様におかれましては、重ね重ねご心配をお掛けし、誠に申しわけございません。
大津京ステーションプレイスにつきまして、これまでも4回にわたり弊社ホームページ上にて、2010年9月30日付の権威ある第三者機関作成の建物状況調査報告書で建築基準法違反と指摘されている各項目について、
第1回 平成23年4月 7日付 構造の安全性の欠落
第2回 平成23年4月21日付 排水の安全性の欠落
第3回 平成23年5月 2日付 生活に密接する設備面での安全性の欠落
第4回 平成23年5月12日付 生活に密接する設備面での安全性の欠落2
についてご報告して参りました。
弊社は、第1回報告でも述べているとおり、南海辰村建設鰍gP上のIR情報において『瑕疵など存在しない』との記述がある限り、一般顧客等に対する不当行為が続くこととなり、弊社は今後も事実に基づく瑕疵の存在について、皆様にご報告して参ります。
今回は、先日行いましたステーションプレイス定期調査にて撮影しました、現在までに公開していた瑕疵写真から約1年経った現場の様子をご報告致します。
なお、ご希望の方には当該マンションの瑕疵現場を実際に見て頂く事も可能です。
お電話にてご連絡いただきましたら、担当の者より追って日時を指定させていただき、ご案内させていただきます。
以 上
権威ある社団法人の鑑定人(構造設計一級建築士数名)による
第三者調査機関が調査した様々な瑕疵および不備を記載します。
※画像をクリックすると拡大します。地下漏水
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止水板の有無の確認を行った場所を再調査したが、やはり地下水は浸水し続けていた。 また、コンクリート成分が泥のように推積しており、錆汁もひどくなっていた。 構造体に悪影響をおよぼしている。 (大覚と南海辰村建設の訴訟に関する我々の主張 1-5参照) |
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漏水箇所を調べると、錆汁やエフロレッセンスが溜まっていた。 |
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クラック部の漏水箇所も、エフロレッセンスや錆汁がひどくなっている。 |
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水溜りとなり、不純物が堆積し、非常に汚く不衛生であり、湿気がひどく、立体駐車場装置に不具合が生じやすい状況になっている。 |
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更に漏水箇所が増え、湿気がひどく、立体駐車場の鉄骨足元の固定用ボルトの腐食が進行している。 |
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地下の外部防水がしっかり施工されていない為、ピット内に漏水が激しくなってきている。 漏水個所の足元を調査すると、ピット内側に無意味なシーリングを施しており、全く効果なく漏水している。 シーリングも手で引っ張るとすぐにめくれて、何十年も経ったかの様なピットに変貌していた。 |
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| シーリング | ||
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地下ピット
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仮設はしごを固定していた鉄線もぼろぼろに錆び、木材も腐っており、 仮設はしごが落ちてもおかしくない状態になっている。 |
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雨水貯水槽内部には、施工途中である証拠に、目地棒が埋まっており、 コンクリートの不具合を隠すかの様に補修した跡が随所に見られる。 |
排水溝に水が溜まっている
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エフロレッセンスが排水溝を塞ぐまで溜まっている。 また、鉄筋も構造体からとび出ている。 |
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排水機能を全く有していない。 それどころか、漏水による錆汁やエフロレッセンスが更に蓄積され、異臭を放っていた。 逆勾配の溝に、不純物が多い水のせいで、水上にも関わらず汚い水が常に溜まっており、不衛生さが増してきている。 |
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逆勾配の為、水が流れていない。 |
梁に木が埋まっている
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この写真は、3階の構造内部に木が埋まっている。 施工時のずさんな管理が明白になる。 |
屋上通気管
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排水通気管の固定カバーを外すと、鉄管と塩ビ管の廻りのシーリングが劣化していた。 調査の為にシーリングをめくってみると、鉄管と塩ビ管の間にはモルタルらしいものを途中まで詰め、電線管ではなく、水道管の保温カバーを何重にもバックアップの代わりに使用していた。 その隙間には水が溜まっており、部屋内に漏水するのは時間の問題である。 |
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コンクリート強度を落している
A:日本工業規格(JIS)規格外品が使われている。
B:コンクリート材料の強度において、通常考慮されるべき補正値を省いている。
上記内容により、本件建物のコンクリート強度が心配である。
コンクリート材料において、建築基準法上、下記の通りに定められている。
つまり、日本工業規格(JIS)もしくは、国土交通大臣認定のものを使用しなければならない。
しかし、本件建物では、使用されていない。
では、どのようなコンクリートを使われたのか、説明します。
通常コンクリートにおいて、生コンクリート工場にてJIS規格品を購入する。
その時の生コン発注の仕方は、呼び強度発注と呼ばれる方式であり、設計図書に記載されている、設計基準強度にて注文をし建物に使用する。
当然、JIS規格の為、生コンクリートの品質責任は、工場責任となる。
ところが、本件では一般的に聞いたことがない水セメント比発注にて、工場から購入し、建物に使用していた。
水セメント比発注とは、設計基準強度を満たすだけの配合で製造されたコンクリートであり、JIS規格外である。
また、国土交通大臣認定に該当もしていなかった。
JIS規格外であるので、生コン工場には品質責任は無く、発注者(南海辰村建設)に品質責任が移行され、品質試験回数も増える。
強度を確保するため、コンクリート打設も綿密に行わなければならない。
しかしながら、これまでの報告で分かる通り、南海辰村建設にはその能力がある様には思われない。
コンクリート品質には、材料と現場施工の品質の両方が生じるが、現場施工に不備が存在しているなか、材料の品質にも当然行き届く訳がないと判断しえない。
また、本件建物にはJIS規格外と規格品が使用されている。
その理由は、「B.コンクリート材料」にて説明します。
水セメント比発注コンクリートを使用する場合には、必ず確認申請会社(I-PEC)および、行政庁(大津市)に相談に行き、使用する許可を受けなければならない。
平成23年1月31日に両者に確認に行ったが、そのような相談は無かったと回答を得た。
実際に建物に使用されたコンクリート強度は、確認申請書で申請されたものより、
(*1)品質基準強度3N/mm2と、
(*2)温度補正強度3〜6N/mm2を省いたものとなっている。
その差は最大9N/mm2となり契約時に作成された設計図のコンクリート強度が確認申請図面より3N/mm2大きい事を考慮すると、合計12N/mm2もの強度を下げた事になる。
よって、当初設計より強度不足である。
(*1):品質基準強度
コンクリート打設による施工品質のバラツキを考慮した(3N/mm2)強度補正値
(*2):温度補正強度
コンクリート打設時期の気温(冬期)により決められた(3〜6N/mm2)強度補正値



上に添付した、コンクリート納品書で示す様に、基礎から10階までのコンクリートを水セメント比発注方式で配合決定して打設し、11階から14階・塔屋までのコンクリートを、呼び強度発注方式に切り替えて打設している。
この変更理由は5/29に11階のコンクリート打設を施工する時期には、温度補正値は不要になるために、よりコストが低くて、施工者の管理が少なくなる呼び強度発注方式にするためである。
同じ建物において、2種類の異なった発注方式を採用して、コンクリートを打設する様な一貫性の無いコスト至上主義的な施工者の姿勢は、通常到底考えられない。
水セメント比発注方式のコンクリートはJIS規格外品で、呼び強度発注方式のコンクリートはJIS規格品である事で、その品質責任がそれぞれ、施工者とプラントという異なった管理方法が同一建物で行われた事になっている。
通常同じ建物で、コンクリートの品質責任が異なった状態は考えられない事である。
以 上





























