「大津京ステーションプレイス」に関するお知らせ

平成23年12月24日


契約図面が差し替えられていた


 南海辰村建設(株)は、契約時の平成20年6月6日には図面が間に合わなかった為、契約後に大覚了承済みのVE案を反映させた図面(甲133号証)を最終図面として、施工を行ったと主張しているが、図面の変更を行う場合の、施主承諾や再契約を行った事実も無く、契約変更の手続きは一切おこなっていません。

 甲133号証を作成したHIROプランニングは、同HPで既に記載しているとおり、南海辰村建設(株)とは、親密な関係であった事は明白であり、甲133号証においても、監理者から施主に内容変更確認を行った事実はありません。

 弊社で甲133号証を調査していくと、契約の内容自体が入れ替わっていた事が判明しました。

 また、弊社と南海辰村建設(株)の契約は平成20年6月6日で締結していますが、甲133号証の図面の作成日は、構造図が平成19年12月12日 意匠図が平成20年5月2日となっており、契約日の平成20年6月6日には作成が完了しています。南海辰村建設(株)が主張している図面が間に合わなかったとの主張は矛盾しており、考えられない行為であると弊社は判断しています。


 次に大津京ステーションプレイスの事業計画について、説明します。

 当初事業計画は、東京建物㈱が土地、建物、建築デザイン等の企画面を担い、弊社は販売のみを請け負うという形で共同事業が始まりました。建物の仕様やモデルルーム、パンフレット等の作成も東京建物㈱が主となっており、弊社は地元業者の利を活かし、販売を受け持つ事で事業を進めていました。


 その後、東京建物㈱から関西地区のマンション事業撤退の報告があり、大津京ステーションプレイスもその一つに入り、共同事業解約および中止となりました。

 東京建物㈱からの強い要請もあり、大津京ステーションプレイス建設用地を弊社が譲り受ける事となったところ、南海辰村建設(株)の当時、第二営業部長 木村氏、第一営業課長 江坂氏、営業部 北川氏とHIROプランニングの小林社長が同伴して、数回にわたり弊社へ来社し事業継続の強い依頼の営業活動がありました。弊社はその都度お断りしていましたが、南海辰村建設(株)から「今期決算に計上予定しており、どうしても受注したい。」「御社の支払い条件に合わせる。」との申し入れがありました。

 弊社単独で事業を再開する事になり、平成20年6月6日に弊社と南海辰村建設(株)で契約図(乙9号証)を基に18億6千万円にて工事請負契約を締結しました。


 それにもかかわらず、南海辰村建設㈱は契約以外のVE案を多く含んだ甲133号証が、最終図面であり施工したと主張しており、弊社としては今後の対応を検討してまいります。






床の仮設開口部の補強筋が不足している


各階住戸コンクリート床の仮設開口部(45cm×100cm)及び廻りの配筋が適切でなく、将来コンクリート床のたわみ、クラックが発生する事が予想される。


(画像をクリックすると拡大します)

床の仮設開口(荷揚げ開口)とは、型枠を取り外した後に直接、上階に型枠材を上げる為に設ける仮設用の開口である。

よって、開口補強やその開口部の塞ぎは構造図通りに施工し、構造体に悪影響を与えてはいけない。
しかし、調査結果から、構造図通りに施工はされていなかった事が判明した。

構造図(構造) S-5に記載されている配筋をしなければならない。

仮設開口寸法は、第三者調査機関で調査をした所、
45cm×1m=0.45㎡であり、
青色囲い部が適用されるが、赤色囲い部の方を採用しており、間違った配筋である事が判明した。

しかも、仮設開口の塞ぎ部の配筋方法も、下図のような施工をしており、落下する危険性が高い。
梁からL2(39㎝以上)補強筋をのばし、長短方向6-D13の補強筋を設置しなければならない。

6-D13の6とは上下各3本の合計6本の意味である。

施工写真から、適正な配筋で無いことが発覚した。

赤ラインは、現状鉄筋位置であるが、本数は少なく鉄筋も短い。
青ラインが、構造図通りの配筋方法を示すが、現状写真を比較すると、鉄筋の長さ、本数が明らかに違う事がわかる。

12トンの鉄筋が不足している。

【401号室 天井RC面撮影】

荷揚げ開口寸法:450㎜×1000㎜
第三者機関による配筋探査位置図
 



開口補強筋の上筋が2本しかない。
また、鉄筋長さが短い。
設計では上筋が3本であり、構造体梁から39㎝以上伸びていないといけない。






開口補強筋が2本しかない。
設計では3本



荷揚げ開口の塞ぎにおいて配筋がシングル配筋であった。(かぶり厚さが13cm)
設計スラブ厚20㎝設計はダブル配筋(上下筋)



荷揚げ開口の塞ぎにおいて配筋がシングル配筋であった。
設計はダブル配筋(上下筋)


検査結果

スラブ開口補強筋とスラブ開口塞ぎ部の鉄筋が適正に設置されていない。


以 上